
2025.08.19
【事例紹介】車体側面の“映らない”課題を解決! ~床面にゼブラ照明~
自動車製造における塗装工程では、外観検査が製品の品質を維持するうえで重要な役割を果たしており、なかでもゼブラ照明は、不良箇所の微細な凹凸や異物の視認性を高めるために、広く採用されています。
しかしながら、現場においては、以下のような課題を抱えるケースも少なくございません。
● 車体側面の下部にゼブラ模様が映り込まない
● 見えにくい箇所を不自然な姿勢で覗き込みながら検査を行っている
● 不良の見落としリスクを完全に排除できていない
【事例紹介】ゼブラ模様が映らない問題を解決した床面照明の活用
本記事では、床面へのゼブラ照明の設置により、上記の課題を解決した導入事例をご紹介いたします。
本事例は株式会社モリタ様のご協力により完成いたしました。
弊社が照明器具を納品し、床面製作および工事は株式会社モリタ様にご担当いただきました。
>株式会社モリタ様のHPはこちら
【解決策】床面へのゼブラ照明設置による視認性の向上
実際の設置写真をご覧いただくと、床面の照明によって、車体側面のエッジ下部にまでゼブラ模様がしっかり映り込んでいるのが分かります。
この構造によって、これまで見落としていた箇所まで明確に確認できるようになり、目視検査の精度が向上しました。
また、作業負担の軽減および検査時間の短縮にもつながっています。
導入の効果
● 視認性の向上
車体側面のエッジ下部まで模様がはっきりと投影され不良検出の精度が向上
● 作業負担の軽減
不自然な姿勢での確認が不要となり、検査姿勢の改善に貢献
● タクトタイムの短縮
不良検出の精度・検査環境の向上により、検査に掛かる時間を短縮
提供製品について
今回ご採用いただいた照明『ADONIS ARHITECHTURAL IP67』は、人が上を歩いても破損しない耐久設計となっているので、設計や施工の手間も軽減され、設置のご検討のハードルがかなり低くなります。
また、自動車の重量に耐えうる、より堅牢な製品もございます。
同様の課題をお持ちの企業様におかれましては、ぜひ一度ご相談くださいませ。
現場での無料デモトライアルも承っておりますので、実際にご確認いただけます。