2024.08.29
            歪み、凹凸が見やすい検査照明とは!?
~コンパクト照明を使用したゼブラ検査~
          
          
            プレス・ボディー工程のゼブラ検査で、「照明の幅が広すぎて映り込みによる歪みが発見しにくい」「凹凸による光の変化が分かりにくい」「照明が眩しすぎてワークの色と照明が同化して見えづらい」とお困りではありませんか?
            
            これらは、照明の幅や最適な明るさに調整できていないことが原因です。
            ゼブラ検査において、照明のピッチの間隔や照度(㏓)と同じくらい重要になるのが照明の幅です。
            今回は、プレス・ボディー工程のゼブラ検査に適した、コンパクトな検査照明をご紹介します。
          
① プレス、ボディーの目視検査には「発光面 幅の細い照明」
            照明の映り込みが広がることで不良箇所が隠れてしまったり、光の変化を捉えにくかったり、眩しかったりして、検査が困難になることがあります。
            Luciでは発光面の幅が細い電球色の照明を提案し、これらの問題を解決します。
            発光面 の細い幅の照明は、細かなゼブラ検査を実現し、光の変化を捉えやすくします。これにより、不良発見率が向上します。
            
            さらに、電球色と調光機能の併用により、目に優しい最適な明るさでの検査が可能となり、検査者の疲労の軽減や高い精度の検査環境構築につながります。
            電球色の利点については、下記記事をご覧ください。
            ▼ 参考コラムはこちら
            トンネルの照明はオレンジ色?~環境に合わせた照明選定~
            
            細い幅の照明なら、これがおすすめ
            【 RIMiT us 】
            RlMiT usは、コンパクトかつ柔らかい光をベースに開発された照明です。
            断面サイズがW11mm×H5.8mm、長さは33mmから1508mmまで25mm刻みの特寸対応で、狭小スペースや作業環境に合わせた仕様指定が可能です。
            また、クリップやマグネット、斜め置きなど、さまざまな方法で設置が行えます。
            
            
            昼白色と電球色のゼブラ検査比較
          
② 曲がったワークの目視検査には「湾曲した形状にフィットする照明」
            ドアパネルやボンネットのような湾曲した形状のワークに、照明がうまく映り込まず検査が困難になることや、その形状にフィットした照明がないといった経験はありませんか?
            このような場合、湾曲した形状にフィットする照明を採用することで、湾曲部分への映り込みの課題を解決します。
            
            湾曲した形状にフィットする照明なら、これがおすすめ
            【 RIMiT flex 】
            RlMiT flexは、曲がる照明で、シームレスな発光と目に優しい明るさの設計が特徴です。
            通常、曲がる照明は発光面に明るさのバラツキが生じがちですが、RlMiT flexは全くありません。
            また、ハサミで簡単にカットできる(屋内仕様のみ)ので、現場で調整することができます。
            
            
          
            Luciでは、多種多様な照明の中から最適な灯具選定を行いご提案いたします。
            一度、皆さまの作業環境へのお試しはいかがでしょうか。